昆虫の森、どんな森ができるのだろうか。と楽しみにしていました。
自宅のあります藤岡はまだまだ自然に恵まれていて、男の子二人は夏というと朝4時起きをして近くの森や樫のくねのある近所のお宅の木の根元をごそごそ。前日に木の幹につけておいた蜜のまわりをうろうろ。
鍬形やかぶとをゲット。いくつ採ったと友達と自慢しあっています。近所のおじさんやおばさんに、来年虫がいなくなるほど採ってはいけないと注意をされてます。
そんなまだまだ自然いっぱいの群馬であればこそ、今回の「こんちゅうの森」も誕生したのですね。
矢島先生のお話の中身は森の全体の話ではなく、私達建築家に向けて蝶を見せてくれる建物についてでした。多摩動物園の建物と比較しながら、小さな生き物に対する先生の暖かな心が伝わってきました。(群馬の建物は多摩動物園より天井高があるそうです。)
お話の中でなるほどそうだと思ったことがありました。
若いお母さんたちは生き物を大切にする、それはイコール動物に触らせないこととなってしまっているけれど先生の「生き物を大切に」とは相手の弱さをさわって、わかって、知って、どう一緒に生きるかをわかってほしい。
そのために森を造ったんだよと言っているんだということです。
自然界では蝶が卵から成虫になるまでたった2%と聞き驚きました。先生のところで人工的に飼育しても30%がやっとと聞き厳しいものだなあと思いました。その30%という数字が驚異的だと聞き、またびっくりです。
自宅の庭のなぜかゆずの木の葉っぱにだけあげはが卵を産みます。葉っぱを幼虫がみんな食べてしまって、から坊主にしてしまいます。たまごのうちに気がつくとつまんでいますが、これからはやめようと思います。つままなくても、鳥が来ていつの間にかたべてしまって、数が減っています。いきぬくのはたった2%かと・・・・感慨深いです
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